はいふり改めハイスクールフリートは何故ガルパンになる事ができなかったか?

まずは7話・8話感想。
●7話。水がない→節水→スコール→嵐きた→難破船救助。
言いたいことはありますが、話そのものは悪くないと思いますよ。
ただ、商店街船が大戦中の貨物船(リバティ船?)なのは謎。外見で傾斜しているのに船内捜索で傾斜していないのは完全にミスだと思う(傾斜して歩き難いという描写すら無い)。



●8話。真正面から比叡接近。どうやら例のウィルスに感染しているらしい。
対進戦かあ。雷撃にゃあ最高のシチュエーションだなぁ、と思った私はWoWs日駆乗り。
水雷突撃は漢の浪漫が座右の銘。
閑話休題。
後方から追尾→進路がトラック諸島と判明、なんとかしなきゃということで魚雷撃って進路を変更させて、島が多い海域に誘導して座礁を狙う。
これまた話そのものは悪くないが・・・

問題点1
後方から敵艦の前に出るというのは「ものすごく時間がかかる」。どうせ3重の防護だとかあるらしいので、砲撃して誘引した方がまし。

問題点2
作戦に問題はないが、「あそこに向かうぞ」とか「あの島々に入れば」といった描写がないので、なんかよくわからんまま淡々と話が進む

問題点3
貴様がどれだけ偉いか知らんが、学生とはいえ艦長が目の前にいるのだ。乗艦許可を求めんか馬鹿者。






●これまでを通しての感想。
海洋冒険小説・海洋戦記小説の、よく言えばリスペクト、悪く言えば「よくあるシーンの寄せ集め」
楽天家の艦長、生真面目な副長。航海を通じて成長する少女たち。
自艦より強大な敵艦、潜水艦や機雷の脅威。
嵐。物資不足。
ぜーんぶそう。
ただねぇ、海洋冒険小説・海洋戦記小説だと「壮絶」って言葉もセットなんですわ。
女王陛下のユリシーズなんて、ひたすら叩かれて叩かれて、それでもなお進んでいく。そして最後は倒れる。
駆逐艦キーリング。艦長は3日間(だったかな?)艦長に立ちっぱなし。
はいふりにはそれがない。
第8話で艦長の岬ちゃんが「乗り越えられない嵐なんてない!」と叫びます。普通なら名台詞です。
しかし、その前の7話の嵐が
「上甲板の交通を禁止しまーす」
程度の描写だったもんだから(しかも数分程度)、その台詞にまったく力がこもらない。
例えば遭難船エピソードは丸々カットして、
船首が真上に上がったと思ったら一気に落下して海面に叩きつけられる。外板やカッターやパラヴェインは流失。激しいローリングでマスト上端が折れる。
密閉してても、どうしても海水が入ってくる。しかし多数の乗員が船酔い。揺れに合わせて海水やゴミやゲロがゆーらゆら。
ようやく荒天海域を抜けたら比叡と遭遇で8話へ。
こんな感じなら8話も盛り上がったと思うんですよ。
よく引き合いにされるガルパンは、本当ならあるはずの「戦車の泥臭さ」を省いたから「爽やかな作品」として成功したと思いますが、逆にはいふりは海洋モノに必要な「壮絶さ」を「省いちゃった」のが敗因ではないかなぁと。






おまけ。
7話を見て即座に浮かんだネタ2つ。
その1
「艦長、副長がまだ船内に!」
「機関前進一杯!当海域を離脱する!」

その2
「艦長、副長がまだ船内に!」
「雷撃処分用意!」

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