エポック 失われた勝利

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結論から書くと、このゲーム過大評価されすぎではなかろうか?
ターンオーバーのインパクト/面白さは確かにあるが、それだけという感じがする。
なんでこんなこと書きたれたかというと、先日温泉旅行に行った際、せっかく広い部屋に泊まるのだからとこのゲームを持っていきプレイした次第。
確か7年前?に数回プレイしたし、購入当初も少しプレイした。
だが、最大でも42年の夏頃までしかプレイできなかった。
せっかくだからと今回は45年4月までプレイしようかと思ったのだが・・・・
実際には数ターンしかできなかった。
なんでかというと、

・ルールが覚えにくいというか、うまく表現できないんだけど、ツリー型の構成じゃなくて全て並列で構成されているような感覚。これに第1ターンは特別ルールあるし、セットアップも一部移動できないユニットありでそらもう混乱する。ちなみに戦闘後前進できないって初めて知った。購入当初や7年前はどうだったろうか・・・・?忘れたわw

・コンテスト参加作品ということで、ターンオーバーのシステムが大前提、その後にこまごまとルールを付け足して、上手くいなかいところは特別ルールでごまかしている感じ。

・おそらくテストプレイの数をこなしてない。ルールも「こーゆーことは常識的に発生しないだろう」というデザイナーの思いが感じられる。

・特に!一番の問題が鉄道。いわゆるロシアンゲージ問題。
ルールを読むと、どう見ても「全部のへクスを踏め」としか読めない。しかし、後年入手したプランサンセットの正誤表には「踏まなくて良い」と。

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このように、ミンスク東方に装甲が進出、ミンスクは占領している、鉄道に影響を及ぼす敵ZOCはない→一気に鉄道限界を広げていいのだそうだ。
ふむ。ドイツの鉄道補修能力を考えると過大評価では?と思えるが、これはこれで筋が通っているルールだ。

そう、鉄道が直線だけなら。

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じゃこの場合はどうなるの?このように、ここまで一気に開通しちゃうの?(装甲ユニットは鉄道線へクスを踏んで進んだのではなく、この位置まで直進したものとする)
ソ連側からしたら、この鉄道分岐へクスで「分断された」としていいの?ソ連の鉄道移動はこの分岐へクスの手前まで?それとも占領できちゃう?
でもさ、ドイツ軍ユニットはこの分岐を「踏んで」いないんだよ?

このゲーム、第1ターンでセットアップされたソ連軍ユニットはほぼ吹き飛ぶので、装甲が一気に進撃する北方軍集団戦区ではありえないことではない。ドイツ軍プレイヤーとしては、補給が通るか通らないか、レニングラードを早期に落とせるかどうかの大問題だ。

どうもこのゲーム、デザイナーは
「プレイヤーは常識的な戦略を取るだろうから、ありえなさそうな問題jはルール不要」と思ってるのではなかろうか?
例えば「レニングラード方面に装甲11個突っ込ませるなんてプレイヤーはいない」と。

webで検索すると、このゲームのプレイレポートがとても少ない事に気づく。
それがこのゲームの正しい評価を表しているような気がする。

この記事へのコメント

1992年からプレイ
2018年09月25日 23:37
自分もボードゲームの失われた勝利をプレイしたけど、
1945年どころか、1943年に枢軸が勝ちもせず生きのこるのはムリです。
1941年の枢軸が勝つ、または、ソビエト赤軍が崩壊寸前で1942年の正月を迎えないなら、ソビエト勝利です。
説明書には、1943年末を迎えたらソビエト赤軍はバラ色と書いてあった気がします。
ショートシナリオの焦土のセットアップをしたことがあります。
自分と相手が口をそろえて、ソビエト赤軍のユニットが減り過ぎていると言いました。
1943年の7月から始めたら1943年の末からソビエト赤軍がバラ色でもおかしく無いと思います。
実際は、1941年で勝負がついてしまいます。
つまり、ショートシナリオのバルバロッサと実質が同じです。
ulysses
2018年09月30日 20:56
コメントありがとうございます。
返信が遅れて申し訳ありません。

仰るとおりですね。
どーもバランスが良いいとは云いかねるゲームです。
とはいえ、独ソ戦キャンペーンを適度なスケールで手軽にできる国産ゲームとなるとこれぐらいしか思いつかないわけで。。。
もどかしいですね。
時間があれば再度キャンペーンに挑戦してみたいと思います。

コメントありがとうございました。

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