「雲のむこう、約束の場所」「秒速5センチメートル」

「君の名は。」が大変よかったので
新海誠監督の他の作品も見てみた。
新海さんはまったくしらないわけではなく、名作と名高い「秒速5センチメートル」の作品名だけは知ってたし、「絵が綺麗」というのも知ってた。
最初は「秒速5センチメートル」を見ようと思ったけれど借りられていたので、まずは「雲のむこう、約束の場所」を鑑賞。

●『雲のむこう、約束の場所』
実はこれ、約10年越しの鑑賞で、色々思い出のある。作品である。
約10年前、友人が何故かこの作品のDVDをくれたのだ。理由は不明。
一応ありがとうー、とはいったけれど、未視聴のまま放置。
その約2~3年後。『秒速5センチメートル』が話題になった時。
「あーそいやこれ同じ監督さんかぁ。見とらんかったなあ。いい機会だから見てみよう・・・・あれ?音がでない・・・なぜ?」
設定を色々いじってもまったく音は出ない。
その後、私が下した結論は「マザーボード系の異常?」だった。こらあかん。至急PCなんとかせねば。
かくして初めて自作PCに手を出すきっかけがこの作品だったのだ。
しかも!新PCになったのものの、音が出ない原因はグラボだったんじゃね?交換でいけたんじゃね?というオチがついたあげくに、結局この作品は見ずに放置。
そして10年の時を超えて、今頃視聴とあいなった。
で感想。

よく言えば「荒削り」
悪く言えば「ばらばらがったがた」
絵は綺麗だよ?たしかに。
でもさぁ、各要素が繋がってないというか。無理やり繋げたというか。
いや、なんとなく「こーなんだろーなー」というのはわかるけど。

あの工場のおっちゃん、結局どっち側?
戦争の混乱に応じてテロ?いや、それは普通に攻撃では?
なぜあの塔が兵器なの?
並行宇宙が広がるとどうなるの?
20kmも並行宇宙になってるなら、ユニオンってけっこうがったがたでね?
中学生の初設計、素人初飛行?それ飛ぶかあ?
戦時中だからこそ、警戒は増すのであって、突破は無理やろ。

もう一度いう。
なんとなく「こーなんだろーなー」みたいなのはわかるけど。
だからツッコミはいれつつも、気にせず鑑賞しましたし、なかなか面白い作品だな、でももうちょっとブラッシュアップして欲しかったな、というのがエンディング直前までの感想。
そしてエンディング。

「それ絶対着陸できんやん!!!!」

エンディングで心が折れました。






●『秒速5センチメートル』
やっと借りられたので視聴。1本の作品ではなく、3つの短編集なのですね。
本来なら第1話の『桜花抄』から感想を書くべきでしょうが、諸事情により第2話、第3話、第1話の順で感想を述べたいと思います。

第2話『コスモナウト』
主人公が高校生のお話なんて星の数ほどあるけれど、この作品だけは自分が高校の時を思い出し、なんとも言えない気分になった。
おっちゃんおばちゃんにだって、青春時代ってあったんですからね!
30代以上の方には、心響く作品だと思う。

第3話『秒速5センチメートル』
BADエンディング。欝ルート。という話しは聞いてましたが、山崎まさよしの「One more time, One more chance」のMVだとは知らんかった。
そうか、登場人物に語らせるかわりに曲で、というのは昔からなのだな。
明里との手紙のやり取りは続いていたものの、次第にやり取りが疎遠になり、最終的に手紙のやり取りはなくなったご様子。
つまり、男という生き物は上書きができませんので、「はっきり振られたわけでもないため未練残りまくり状態」が高校あたりからずっと続き、その結果新しい恋人とも長続きせず。
明里はきれいに上書き保存して結婚。

あー・・・・。男だったらあるある話だわー。
やりきれんなー。

第1話『桜花抄』
3つの話のなかで、一番好きで一番ツッコミを入れた作品。
「お忙しいところご迷惑を・・・」のアナウンスが何度もながれる。あの焦燥感と、最後には投げやりになる気分。
よく分かる。
そしてあのキスシーンいいなぁ。
「あのキスの前と後とでは、世界のなにもかもが変わってしまったような気がした」
いいなぁ。わかるなぁ。

と、いいところここまで。
以下ツッコミ。

・中学生といえど、首都圏住まいなら「もし列車遅延したら」は中学生でも事前に考えておくぞ。
・15時頃でて19時に待ち合わせ。会えるのはせいぜい1時間。下手すると帰宅は午前様。何考えてんの?
・そもそも学校帰りに行くのがおかしい。土日でしょう?普通。んでデートでしょうに。
・北関東といえど、あの程度の積雪で列車止まるかぁ?
・駅間で2時間停車って普通ない。あの描写は事故扱い、翌日ニュースになるレベル。
・畑の掘っ立て小屋で一晩って凍死します。
・あーゆー小屋の中って汚いです。冬だから虫はいないけど、臭いです。汚いです。無理です。
・そもそも中学生が小屋で一晩ってのがおかしい。あーゆー場合女の子の方が肝が据わってるもんで、「家に来なさい泊まっていきなさい」という流れではないかね。
・捜索願でてもおかしくないよなー、あれ。
・明里の家に泊まって、ご両親にご挨拶。晴れて交際スタート。親の援助を受けて年に2回ぐらい東京で会うことに、なんてのが普通っぽい展開だよねぇ。






以上、2作品をみて。

不思議な魅力がある。あるけど
ツッコミどころも沢山ある。

とういう感じでございました。

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